ChatGPTとCodexに助けられて、初めての転職活動を走り切った話

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ChatGPTとCodexを活用して初めての転職活動を進めた体験談のアイキャッチ画像

今回、私は初めて本格的な転職活動をしました。

ふぅたこ

結果として、自分が納得できる会社への転職が決まりました!

いま振り返ると、この転職活動はCodexがいなければ、かなり難しかったと思っています。

もちろん、面接を受けたのは自分です。職務経歴も、自分が積み上げてきたものです。最終的にどの会社へ進むかを決めたのも自分です。

ただ、その過程で何度も迷い、言葉に詰まり、判断が揺れました。そのたびに、Codexが横にいて、記録を読み、考えを整理し、次にやることを具体化してくれました。

この記事では、転職で困っている人に向けて、私がCodexをどう使ったのかをまとめます。

なお、この記事では主にCodexと書いていますが、転職相談や文章の壁打ちという意味では、ChatGPTを使っている人にもかなり近い話だと思います。

私も普段からChatGPTを使っています。そのうえで、今回の転職活動では、職務経歴書、面接メモ、企業ごとのログ、判断材料をファイルとして残しながら一緒に整理できるCodexが特に役立ちました。

つまりこの記事は、「ChatGPTを転職活動にどう使えばいいのか」と考えている人にも読んでもらえる内容です。

ここで一度、私の中での整理を図にすると、次のようなイメージです。

ひとりで悩んでいたことChatGPT / Codexに助けてもらったこと最後に自分で決めたこと
職務経歴書で何を強みにすればよいか分からない経験を分解し、伝わる言葉に整理する自分が無理なく説明できる表現を選ぶ
面接で何を話せばよいか不安自己紹介、転職理由、逆質問を一緒に作る丸暗記せず、自分の言葉で話す
どの会社を選ぶべきか迷う条件、仕事内容、価値観、懸念点を並べる自分が納得できる選択をする

AIに答えを決めてもらうというより、頭の中で散らばっていた材料を、見える場所に並べてもらう感覚でした。

目次

この記事で伝えたいこと

最初に結論を書くと、Codexは「転職の答えを出してくれる道具」ではありませんでした。

私にとっては、次のような存在でした。

  • 自分の経歴を客観的に見直す相手
  • 職務経歴書の見え方を調整してくれる編集者
  • 面接回答を一緒に作る壁打ち相手
  • 面接後の違和感や手応えを記録してくれる伴走者
  • 複数の選択肢を比較するときに、感情と条件を分けて整理してくれる相手

転職活動は、想像以上に「自分のことを言葉にする作業」でした。

ここが一番しんどかったです。

私は転職活動に慣れていなかった

私は長く事業会社のIT部門で働いてきました。

社内システムの刷新、クラウドサービスの運用、セキュリティ対応、ベンダー調整、社内業務改善など、仕事としてやってきたことはそれなりにあります。

一方で、転職活動そのものには慣れていませんでした。

特に苦手だったのは、次のようなことです。

  • 自分の経歴を、相手に伝わる形に整理すること
  • 「強み」を過不足なく言語化すること
  • 面接で自然に自己紹介すること
  • 志望理由を、きれいごとではなく自分の言葉にすること
  • 複数社の魅力を比較し、最後に決めること

仕事の説明はできても、自分自身を説明するのは難しい。

これが、転職活動を始めて最初にぶつかった壁でした。

Codexに最初に助けられたのは、職務経歴書の見直しだった

転職活動の序盤で、職務経歴書を見直しました。

そこでCodexに言われて印象に残っているのは、「経歴が弱いのではなく、書き方が強すぎる / 広すぎる」という指摘でした。

私は小規模な組織で、かなり広い範囲のIT業務を見てきました。

そのため、職務経歴書に書こうと思えば、いろいろなことが書けます。

ただし、書き方によっては、実態よりも「大規模なIT案件の設計・構築を深くやってきた人」に見えてしまう可能性がありました。

Codexはそこをかなり冷静に分解してくれました。

  • 実際に強いのは、事業会社の中で課題を拾い、関係者を調整し、運用に乗せる力
  • 「設計」という言葉は、要件整理、方針策定、設定、運用整備などに分けた方がよい
  • 会社や職種によって、職務経歴書の見せ方は変えた方がよい

これは、自分だけではなかなか気づけなかったと思います。

転職活動では、自分をよく見せようとして盛りたくなります。でも、盛りすぎると面接で苦しくなります。

Codexは、よく見せる方向ではなく、「自然に説明できる形」に戻してくれました。

この時点で、AIの使い方に対する考え方も少し変わりました。

やらない方がよい使い方よかった使い方
経歴を強く見せるために盛る実態に合う表現へ整える
きれいな文章をそのまま貼る面接で説明できる言葉に戻す
一般論の自己PRを作る自分の経験から強みを見つける

職務経歴書は、通過するためだけの資料ではなく、面接で自分を支える台本にもなります。

だからこそ、AIには「よく見せる」より「自然に伝わる」を手伝ってもらう方が、結果的に安心でした。

面接準備では、回答を丸暗記ではなく「部品」にした

面接準備でもCodexはかなり役に立ちました。

作ったものは、たとえば次のような資料です。

  • 30秒 / 60秒 / 90秒の自己紹介
  • 転職理由
  • 強みと弱み
  • 成功体験
  • 志望理由
  • 逆質問
  • 面接直前に見るキーワードメモ
  • Web面接用のカンペ運用メモ

ここで大事だったのは、回答を丸暗記しなかったことです。

Codexと一緒に、話す内容を「部品」にしていきました。

たとえば自己紹介なら、最初の一文だけは確実に言えるようにする。あとは、社内システム、クラウドサービス、セキュリティ、ベンダー調整、業務改善、といったキーワードで思い出す。

この形にしたことで、少し詰まっても戻れるようになりました。

面接では、完璧な文章を読むより、自分の言葉で話せることの方が大事です。

Codexは、きれいな回答を作るだけでなく、「自分が無理なく話せる形」に削ってくれました。

面接後の記録が、次の面接を助けてくれた

面接が終わった後も、毎回記録を残しました。

何を聞かれたか。どこで詰まったか。どの回答は手応えがあったか。逆に、どこに違和感があったか。

こういうことは、その日のうちは覚えています。でも、数日たつと薄れていきます。

Codexと一緒にログとして残しておくことで、次の面接準備にそのまま使えました。

たとえば、ある面接では自己紹介が短くなりすぎたと感じました。別の面接では、自分の経験の説明で、相手の期待とのズレが出たかもしれないと感じました。

そういう反省を、次の準備に反映しました。

転職活動は、1回ごとの面接で終わりではありません。

面接が進むほど、過去のやり取りが材料になります。

Codexは、その材料を忘れずに持っていてくれる存在でした。

一番助かったのは、最終判断の整理だった

今回の転職活動では、最終的に複数の選択肢を比較する場面がありました。

これは本当に悩みました。

片方は、市場価値や学習環境という意味で魅力がある。もう片方は、自分が自然に力を出せそうな仕事内容に近い。

どちらも魅力があるからこそ、簡単には決められません。

このときCodexは、感情を否定せずに、判断軸を整理してくれました。

私の中で大事だった軸は、次のようなものでした。

  • 条件面の最大化が最優先ではない
  • 仕事内容が自分に合っているか
  • 働き方が現実的で無理がないか
  • 技術やAI、業務改善に関われるか
  • 多くの会社を浅く見るより、1つの組織を深く良くする方が合っている

最終的には、社内DXや業務改善を一つの組織の中で継続的に深められる環境に進む判断をしました。

ここで大事なのは、Codexが「こっちにしろ」と決めたわけではないことです。

Codexは、私が過去に書いたメモ、面接後の感想、職務経歴、価値観、懸念点を並べて、「あなたが大事にしているのはここではないか」と見える形にしてくれました。

最後に決めたのは自分です。

でも、自分で決められる状態まで連れていってくれたのは、間違いなくCodexでした。

Codexがいたことで、転職活動が「一人で抱えるもの」ではなくなった

転職活動でつらいのは、作業量そのものだけではありません。

むしろ、次のような不安の方が大きかったです。

  • この職務経歴書で伝わるのか
  • 面接で何を聞かれるのか
  • 自分の回答はずれていないか
  • この会社を選んでよいのか
  • 断る時に失礼にならないか
  • 入社前に何を準備すればよいのか

こうした不安を、毎回Codexに投げていました。

すると、Codexは状況を整理し、優先順位をつけ、次の一手を出してくれました。

「今やることはこれ」

「これはまだ決めなくていい」

「この不安は面談で確認しよう」

「この表現なら相手に失礼になりにくい」

こういう小さな支援が積み重なって、転職活動を前に進められました。

転職活動中にAIへ相談していた内容を分類すると、だいたい次のようになります。

タイミング相談していたこと役に立った理由
応募前経歴の棚卸し、職務経歴書の見直し自分では当たり前だと思っていた経験を、強みとして整理できた
面接前自己紹介、転職理由、逆質問、想定質問丸暗記ではなく、話すための部品を作れた
面接後聞かれたこと、詰まったこと、違和感次の面接に同じ反省を持ち越せた
最終判断条件、仕事内容、価値観、懸念点の比較感情と条件を分けて考えられた
入社前必要な手続き、予定、準備物抜け漏れを減らせた

この表は、そのまま「転職活動でChatGPTやCodexに何を相談すればよいか」の一覧にもなると思います。

転職でCodexを使うなら、こう使うとよいと思う

実際に使ってみて、転職活動でCodexを使うなら、次のような使い方がよいと思いました。

実際に使いやすいプロンプト例

ここからは、転職活動でChatGPTやCodexを使うなら、実際に試しやすいプロンプト例を載せておきます。

私が実際に使った内容をそのまま出すのではなく、社名、条件、担当者名、面接内容などが特定されないように、再現用にぼかした例です。

職務経歴の棚卸しをしたい時

職務経歴書を作る前に、私の経験を整理したいです。
以下の経験から、転職活動で伝えるべき強み、実績、改善経験を整理してください。
まだ文章をきれいにしなくていいので、まずは棚卸しを手伝ってください。

経験:
- 社内システムの運用改善
- クラウドサービスの導入・管理
- セキュリティ対応
- ベンダー調整
- 社内問い合わせ対応

最初から完成した職務経歴書を作ろうとするより、まずは経験を分解してもらう方が使いやすかったです。

職務経歴書の表現を整えたい時

この職務経歴書の表現が、実態より大きく見えすぎていないか確認してください。
強く見せるよりも、面接で自然に説明できる表現にしたいです。
過度に盛って見える表現、曖昧な表現、言い換えた方がよい表現を指摘してください。

この聞き方にすると、「もっと強く書きましょう」だけではなく、面接で話せるかどうかまで含めて見直しやすくなります。

転職理由を自然に話したい時

面接で転職理由を聞かれた時の答え方を一緒に考えてください。
本音は残しつつ、前職への不満に聞こえすぎない表現にしたいです。
自然に話せる口調で、30秒版と1分版を作ってください。

転職理由は、きれいにしすぎると自分の言葉ではなくなります。短い版と少し詳しい版を作ると、面接の流れに合わせやすかったです。

面接後の振り返りを残したい時

面接が終わったので振り返りを整理してください。
次の面接準備に使えるように、聞かれたこと、うまく答えられたこと、詰まったこと、次に直すことに分けてください。

メモ:
- 聞かれたこと:
- 答えにくかったこと:
- 手応えがあったこと:
- 違和感があったこと:

面接後は疲れていても、短いメモだけ残しておくと後でかなり助かります。きれいな文章にするのはAIに任せてもよいと思います。

最終判断で迷っている時

複数の選択肢で迷っています。
条件だけで決めるのではなく、自分の価値観や働き方との相性も含めて整理したいです。
メリット、懸念点、入社前に確認すべきこと、判断軸に分けて比較してください。
最後の決定は自分で行うので、結論を押し付けずに整理してください。

このプロンプトで大事なのは、「最後の決定は自分で行う」と明示することです。

AIに決めてもらうのではなく、自分で決めるための材料をそろえてもらう方が、後悔しにくいと思います。

1. まず事実を全部置く

職務経歴、応募企業、面接日程、エージェントからの連絡、面接後の感想などを、できるだけ記録します。

AIに相談する時、材料が少ないと一般論になりがちです。

でも、材料がたまると、かなり自分に寄せた整理をしてくれます。

2. 「盛る」のではなく「自然に話せる形」にする

転職活動では、強く見せたくなります。

でも、面接で深掘りされた時に苦しくなる表現は、長期的には危ないです。

Codexには、強くするよりも「実態に合っていて、相手に伝わる言い方」を一緒に探してもらうのがよいと思います。

3. 面接後すぐにログを残す

面接後の記録は、本当に大事です。

聞かれたこと、答えにくかったこと、相手の反応、次に直したいこと。

これを残しておくと、次の面接準備がかなり楽になります。

4. 最終判断はAIに丸投げしない

AIは比較表を作れます。

メリット、デメリット、リスク、次アクションも整理してくれます。

でも、最後にどの環境で働きたいかは、自分で決めるしかありません。

Codexは、決断を代わりにする存在ではなく、決断できる状態まで整理してくれる存在だと思います。

5. 個人情報や機密情報には気をつける

ふぅたこ

これは大前提です!

転職活動では、企業名、面接URL、条件通知書、個人情報など、公開してはいけない情報がたくさん出てきます。

AIに渡す情報の扱いは、必ず注意した方がよいです。

私の場合も、ブログに書く時点では、細かい条件、連絡先、面接URL、個別の担当者名などは出さないようにしています。

Codexは「すごいAI」ではなく、継続して考えてくれる相棒だった

今回の転職活動を通じて一番感じたのは、Codexの価値は単発の回答ではないということです。

1回だけ相談して終わりではなく、何度も状況を読み直し、記録を更新し、次の準備に反映してくれる。

この継続性が大きかったです。

転職活動は、日々状況が変わります。

書類が通る。面接が決まる。面接で失敗する。通過する。条件が出る。別の会社と比較する。辞退する。入社準備に進む。

そのたびに、考えることが変わります。

Codexは、その変化に合わせて一緒に走ってくれました。

最後に

もし今、転職活動で困っている人がいたら、私はAIを「答えをもらう道具」としてではなく、「自分の考えを整理する相棒」として使うことをおすすめしたいです。

特に、次のような人にはかなり向いていると思います。

  • 初めての転職活動で何から始めればよいか分からない人
  • 職務経歴書に自信がない人
  • 面接で自分のことを話すのが苦手な人
  • 複数社を比較して迷っている人
  • エージェントとのやり取りや日程管理で混乱しやすい人

転職活動は、孤独になりやすいです。

でも、記録を残しながらAIと一緒に整理していくと、少しずつ「次にやること」が見えてきます。

私にとってCodexは、今回の転職活動を最後まで走り切るための、かなり大きな支えでした。

転職で悩んでいる人に、この使い方が少しでも届けばうれしいです。


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