楽天証券において電子マネー「楽天キャッシュ」を利用した投信積立が始まりました。
ポイント還元を受けられる積み立て枠は、これまでの2倍となる月10万円に拡大します!
- 楽天キャッシュ決済は、楽天カードからのチャージで0.5%ポイント還元。
- さらに、2022年中はキャンペーンで最大1.0%のポイント還元に!
- 楽天カード決済と組み合わせて最大10万円までがポイント還元対象。
- 楽天カードクレジット決済による積立は、2022年9月以降は0.2%ポイント還元に改悪されます。
楽天キャッシュ決済が良いことづくめに見えますが注意する点があったので記事にしました。
大事なお金!メリットもデメリットも確認して、後悔しないように運用していきましょう!
毎月150ポイントの差をどう見るかですね!
それより、5万円以内の積立投資をしている方なら、SBI証券に乗り換えの方が投資信託保有ポイントなどあるのでいいかと思いました。
楽天キャッシュ(電子マネー)で投信積立
メリット
- 楽天キャッシュを利用するメリットの1つは、楽天カードから残高をチャージすると、チャージ料金の0.5%のポイントが還元されます。
- さらにキャンペーン期間中(2022年12月買付分)までは+0.5%のポイントが還元されます。
- 楽天キャッシュだと積み立て日は毎月1日~28日から選択できる(クレジットカードだと1日か8日で設定不可)
期間限定キャンペーン!あわせて最大1%ポイント還元
引用元:楽天キャッシュ(電子マネー)で投信積立 – お得なポイント還元
楽天キャッシュ(電子マネー) | 楽天カードクレジット決済 | 証券口座(楽天銀行マネーブリッジ) | その他金融機関 | |
---|---|---|---|---|
設定可能上限額 | 50,000円/月間 | 50,000円/月間 | 原則なし | 原則なし |
ポイント還元率 | 楽天カードからのチャージ額に 対して一律0.5% ※2022年中は合計最大1.0%のポイント還元キャンペーン | 2022年9月買付分より、積立金額の0.2%または1.0% (積み立てる投資信託に よって異なります) | なし | なし |
積立指定日 | 毎月1日~28日から選択できる | 毎月1日、8日(選択不可) | 毎月1日~28日から選択できる | 毎月7日、24日から選択できる |
ポイント投資・SPU | 対象 | 対象 | 対象 | 対象外 |
デメリット
- 上乗せされるキャンペーンは2022年の12月ですぐに終わる。
- 楽天キャッシュはオートチャージでチャージされるため、楽天証券をやめる時に、楽天キャッシュにお金が残ってしまう場合がある。
- 楽天キャッシュ専用アプリが必要になる。
事前にオートチャージの設定解除をしておいて、積立投資が実行されるようにすれば大丈夫です。
設定をミスすると楽天キャッシュにお金が残りっぱなしになります!
とは言え、楽天キャッシュは使えるお店も多いからそんなに困らないですけどね(笑)
“楽天キャッシュ”は、楽天ペイなど楽天のたくさんのサービスでご利用可能なオンライン電子マネー。
引用元:オンライン電子マネー「楽天キャッシュ」
楽天カードと楽天キャッシュ積立設定の1年間でのポイント還元差
現在、楽天証券を使っていて、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を毎月50,000円積立時の差。
買付日 | 投資金額 | 楽天カードクレジット決済 | 楽天キャッシュ(電子マネー) |
---|---|---|---|
2022年8月 | 50,000 | 500ポイント(1%) | 500ポイント(0.5%+0.5%) |
2022年9月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 500ポイント(0.5%+0.5%) |
2022年10月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 500ポイント(0.5%+0.5%) |
2022年11月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 500ポイント(0.5%+0.5%) |
2022年12月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 500ポイント(0.5%+0.5%) |
2023年1月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2023年2月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2023年3月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2023年4月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2023年5月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2023年6月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2023年7月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
合計 | 250,000 | 1,600ポイント | 4,250ポイント |
差額は(キャンペーン期間含む)1年間で2,650円となりました。
この差額を大きいと捉えるかどうかですね!
楽天カードと楽天キャッシュ積立設定のキャンペーン終了後
買付日 | 投資金額 | 楽天カードクレジット決済 | 楽天キャッシュ(電子マネー) |
---|---|---|---|
2023年8月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2023年9月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2023年10月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2023年11月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2023年12月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2024年1月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2024年2月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2024年3月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2024年4月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2024年5月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2024年6月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
2024年7月 | 50,000 | 100ポイント(0.2%) | 250ポイント(0.5%) |
合計 | 250,000 | 1,200ポイント | 3,000ポイント |
差額は1年間で1,800円となりました。
まとめ
楽天証券を使い続けるならメリットがなくは無いかと思います。
しかし5万円以内の積立を行っているのであれば「SBI証券」に乗り換えてしまえば、普通にクレジットカード決済で0.5%ポイント還元を受け取れます。
さらに「SBI証券」では投資信託保有ポイントなど別の付加価値もあります。
さらに、今なら乗り換えキャンペーンも行われています。
しかし、差額の毎月150円を積立続けて20年での複利の価値があるとも言えます。
カード決済とキャッシュ決済の差額毎月150円分ポイントを年利5%で20年運用した場合
- 元本:36,000円
- 運用期間:20年
- 想定利回り:5%
→運用益25,660円(元本から71.27%の運用益)
コメント